ペット用品メーカーの杭州天元寵物用品(301335/深セン)が11月18日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格49.98元に対し、初値は9.91%低い44.68元だった。終値は同10.20%安の44.88元だった。
 
 同社は2003年設立の民営企業で、16年に株式会社化した。ペット用品の設計開発、生産、販売を主業務としており、ペット食品販売事業も手掛ける。主な製品はペット用ベッド、キャットタワー、ペット用玩具、ペット用服飾品、ペット関連の電子用品など。中国国内では比較的早い時期にペット産業に進出した業界の先駆者で、中国国内のほか、米国、EU、オーストラリア、日本など世界の主要市場にも進出しており、ウォルマート、コーナンなどの大型小売業者、アマゾンなどのEC企業、ペトコなどのペット用品ショップチェーンなどと提携関係を持つ。
 
 21年12月期の売上高は18億5433万元(前期比27.85%増)、純利益は1億715万元(同5.78%減)。22年1〜9月期の予想売上高は15億〜16億元(前年同期比12.46〜19.95%増)、予想純利益は9000万〜1億元(同11.10〜23.44%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の5億8958万元(約116億円)は、約9%の5081万元を技術改良プロジェクトに、約40%の2億3514万元を生産拠点建設プロジェクトに、約32%の1億9035万元を物流倉庫センター建設プロジェクトに、約8%の4991万元を製品技術開発センター建設プロジェクトに、約11%の6335万株をECおよび情報化プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)