イーサネットスイッチなどネットワーク設備の設計を手掛ける鋭捷網絡(301165/深セン)が11月21日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格32.38元に対し、初値は3.46%高い33.50元だった。終値は同15.81%高の37.50元だった。
 
 同社は03年設立で、16年に株式会社化した。ネットワーク設備、ネットワークセキュリティ製品、クラウドデスクトップソリューションプランの研究開発、設計、販売を主業務としている。製品やサービスは政府、プロバイダー、金融、インターネット、教育、医療、エネルギー、交通、商業、製造業など幅広い分野の情報化に利用されており、中国のみならず世界の50あまりの国・地域で事業を展開している。IDCのデータによれば19〜21年の中国イーサネットスイッチ市場シェアが3年連続で3位、21年の中国企業向けWLAN市場シェアが3位、そのうちWiFi6製品出荷量は19〜21年の3年連続で1位、21年の中国ローカルコンピューターIDVクラウドデスクトップシェア1位などとなっている。
 
 21年12月期の売上高は91億8863万元(前期比37.19%増)、純利益は4億5775万元(同53.94%増)。22年1〜9月期の予想売上高は72億5627万〜78億8207万元(前年同期比21.36〜31.82%増)、予想純利益は4億92557万〜5億2540万元(同20.32〜28.34%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の22億元(約435億円)は、約43%の9億5400万元を新世代ネットワーク通信シリーズ設備研究開発・産業化プロジェクトに、約16%の3億4300万元をクラウド融合ソリューションプラン研究開発・産業化プロジェクトに、約18%の4億300万元をデータ通信研究開発技術プラットフォーム構築プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)