亜鉛金属加工製品メーカーの湖南新威凌金属新材料科技(871634/北京)が11月24日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格9.60元に対し、初値は1.04%高い9.70元だった。終値は公開価格と同値の9.70元だった。

 同社は2002年に長沙威霊科技発展有限公司として設立した民営企業で、17年に株式会社化して現社名となった。球状、フレーク状、不規則形状の亜鉛粉末など、亜鉛金属加工製品の開発、製造、販売を主業務としている。製品は亜鉛防腐塗料、シェラダイジング、粉末亜鉛メッキ、化学工業、非鉄金属冶金、医薬などの分野で利用されており、中国国際海運集装箱(000039/深セン)、中国中化集団などの国有企業や、米シャーウィン・ウィリアムズ、関西ペイントなど世界の大手ペンキ、塗料メーカーと提携関係を持つ。球状亜鉛粉末は中国トップクラスの生産規模を持つ。
 
 21年12月期の売上高は6億123万元(前期比54.69%増)、純利益は2987万元(同61.19%増)。22年1〜9月期の売上高は4億5305万元(前年同期比4.40%増)、純利益は1685万元(同18.94%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の1億2453万元(約24億円)は、約14%の1801万元を四川省の生産拠点における高純度亜鉛バインダー生産ライン建設プロジェクトに、約29%の3652万元を湖南省の生産拠点における年産2万5500トンのエクストラファイン亜鉛粉末生産ライン自動化プロジェクトおよび研究開発測定センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)