産業IoTソリューションを手掛ける深セン雲里物里科技(872374/北京)が11月29日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格10.00元に対し、初値は1.80%低い9.82元だった。終値は同1.50%安の9.85元だった。
 
 同社は2007年に深セン市創新微科技有限公司として設立した民営企業で、17年に株式会社した。短距離無線通信技術に基づく産業IoTソリューションプランの提供を主業務としており、主にブルートゥースセンサー、IoTモジュール、IoTゲートウェイなどのハードウェア製品、IoTクラウドプラットフォームシステムを搭載した電子棚札製品の研究開発、生産、販売を手掛ける。製品は主にスマート倉庫、スマートビル、スマート医療、スマート小売などの産業IoT分野に広く利用され、中国国内のほかに世界の90あまりの国・地域向けに販売されている。世界のブルートゥース位置サービス設備市場シェア(出荷量ベース)は2.5%前後だ。
 
 21年12月期の売上高は2億679万元(前期比50.16%増)、純利益は4491万元(同約2.10倍)。22年1〜9月期の売上高は1億2059万元(前年同期比21.43%減)、純利益は2105万元(同39.17%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の1億8906万元(約36億円)は、約43%の8190万元をIoTスマートハードウェア製品のスマート生産拠点建設プロジェクトに、約41%の7756万元をIoTスマートハードウェア・クラウドプラットフォーム研究開発プロジェクトに、約16%の2959万元をマーケティング・宣伝プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)