北京証券取引所では12月1日、深セン市柏星龍創意包装(833075/北京)、特瑞斯能源装備(834014/北京)の2社が新規公開(IPO)に向けた公募を開始する予定。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。
 
 深セン市柏星龍創意包装は1296万株を発行予定で、公募価格は11.8元。2008年設立の民営企業で、10年に株式会社化した。酒類、化粧品、茶葉、食品などの消費財分野向け包装製品の設計、開発、生産、販売を主業務としている。顧客のニーズに基づきクリエイティブな包装製品の設計から生産、検査、配送までの一貫したサービスを提供しているほか、新しい材料や技術、偽造防止処理、構造などの開発にも注力している。中国国内のほかに米国、フランス、イタリアドイツなどにも製品を輸出しており、国内外の著名ブランドと良好な提携関係を構築してきた。
 
 22年1〜6月期における売上構成は、酒類の包装製品が69.34%、化粧品の包装製品が23.81%、食品の包装製品が0.85%となっており、酒類の包装製品が同社にとっての主要製品だ。21年12月期の売上高は4億2634万元(前期比51.15%増)、純利益は4221万元(同88.60%増)。22年1〜9月期の売上高は3億5699万元(前年同期比25.73%増)、純利益は3585万元(同64.19%増)。
 
 特瑞斯能源装備は2100万株を発行予定で公募価格は16.18元。97年に常州新区信力燃気設備有限公司として設立した民営企業で、12年に株式会社化した。天然ガス輸送・配送および使用設備の研究開発、生産、販売を主業務としている。主力製品は天然ガス圧力調節ステーション設備、調圧バルブ、調節バルブ、安全切断バルブなどで、中国国内における天然ガス管路用重要バルブ製品の国産化実現に貢献した。21年の中国・ロシア東線天然ガスパイプラインプロジェクトなど国内外の大型天然ガス輸送・配送プロジェクトに参加している。また、欧州、ドイツ、米国などの複数の認証を取得している。
 
 21年12月期の売上高は6億968万元(前期比23.41%増)、純利益は6795万元(約41.66%減)。22年1〜9月期の売上高は4億3191万元(前年同期比3.69%増)、純利益は4355万元(同4.87%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)