深セン証券取引所のメインボードへの上場を目指す、製紙設備メーカーの欧克科技(001223/深セン)が12月1日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。1668万株を発行予定で、公募価格は65.58元。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。
 
 同社は2011年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。ティッシュペーパーやペーパータオルなど生活用紙のスマート製造設備の加工、生産、販売を主業務としており、顧客向けに生活用紙の製造、加工から、包装に至るまでの全自動スマート設備および総合ソリューションプランを提供している。また20年の新型コロナ感染拡大後には、KN95高規格マスクなどのマスク製造機を開発し、販売した。金紅葉紙業集団、恒安国際(01044/香港)、中順潔柔(002511/深セン)など中国の製紙・衛生用品メーカーと長期的な提携関係を築いている。
 
 設備の開発設計、技術コンサルティング、モデル選定、設備の取付・テスト、技術トレーニング、アフターサービスおよびメンテナンスまでの一貫したサービスを提供でき、中国の生活用紙スマート設備業界をリードする地位を築いている。生活用紙の生産設備に関する業界規格の制定に携わっているほか、大型の全自動インターホルダー(折り合わせ機)の国産化を実現するなど、高い技術力を持つ。
 
 21年12月期の売上高は5億5846万元(前期比5.61%増)、純利益は2億2862万元(同7.32%減)。22年1〜9月期の売上高は4億3243万元(前年同期比2.39%増)、純利益は1億6913万元(同9.32%減)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)