ニッケル製品、設備製造の生産を手掛ける寧波力勤資源科技(02245/香港)が12月1日、香港証券取引所に新規上場した。公開価格15.80香港ドルに対して初値は同値の15.80ドルだった。終値も同値の15.80ドルだった。

 同社は2009年に寧波力勤国際貿易有限公司として設立し、21年に株式会社化した。ニッケル資源の輸入販売、ニッケル鉄合金・ニッケルコバルト合金などニッケル製品の輸入、製錬、販売、ニッケル生産設備の製造、販売を主業務とし、ニッケル製品の全産業チェーンを網羅する。製品は新エネルギー自動車、ステンレスなどの分野で広く利用されており、21年におけるニッケル製品取引量は世界1位、ニッケル鉱取引量は中国1位となっている。
 
 22年1〜6月期における売上構成は、ニッケル製品取引が42.1%、ニッケル製品生産が49.6%、設備製造・販売が6.7%。売上の8割前後が中国内地向けだ。
 
 21年12月期の売上高は124億4931万人民元(前年同期比60.5%増)、純利益は12億5996万元(同2.43倍)。22年1〜6月期の売上高は99億7828万元(前年同期比2.44倍)、純利益は22億8962万元(同25.74倍)。
 
 新規上場に伴い調達予定の39億6400万香港ドル(約695億円)は、約56%をインドネシア・オビ島でのニッケル製品生産プロジェクトに、約24%をEV用バッテリー世界大手・寧徳時代との合弁企業CBLへの増資に、約10%をインドネシア国内のニッケル鉱資源への投資に用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)