深セン証券取引所の創業板への上場を目指す、浙江豊立智能科技(301368/深セン)が12月5日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。3010万株を発行予定で、公募価格は22.33元。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。
 
 同社は1995年設立の民営企業で、2017年に株式会社化した。小モジュールギア、ギアボックスおよび関連精密機械部品などの製品の研究開発、生産、販売を主業務としている。主な製品は鋼鉄製ギア、ギアボックスおよび部品、精密機械部品、粉末冶金製品、空圧工具などで、電動工具、農林機器、医療機器、スマート家具、高圧電力網、工業用ミシンなどの分野に広く用いられている。主要ターゲットはミドルレンジからハイエンド市場であり、ボッシュ、スタンレー・ブラック&デッカー、マキタ、TTI(00669/香港)などの大手企業と安定的な提携関係を構築している。
 
 22年1〜6月の売上構成は、鋼鉄製ギアが52.70%、ギアボックスおよび部品が14.15%、精密機械部品が9.82%、粉末冶金製ギア・部品が2.88%、空圧工具が20.45%となっている。中国機械汎用部品工業協会によれば20年末現在で中国には年間生産高5000万元以上の企業が804社、1億元以上の企業が100社あまりあり、同社は小モジュールギアの売上高が業界トップクラスとなっている。また、電動工具用ギア分野でも上位の市場シェアを誇る。
 
 21年12月期の売上高は5億6833万元(前期比51.19%増)、純利益は6079万元(同26.60%増)。22年1〜9月期の売上高は3億5023万元(前年同期比14.27%減)、純利益は4249万元(同2.15%減)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)