中国の新興電気自動車(EV)メーカーの小鵬汽車(09868/香港)が11月30日、2022年7〜9月期の業績報告を発表した。売上高、自動車納車台数ともに前年同時期を10%以上上回った。
 
 22年7〜9月期の売上高は68億2000万人民元で、前年同時期の57億2000万元から19.3%増加した。一方で、前期の74億4000万元からは8.2%の減少となった。売上総利益率は13.5%で、前年同時期の14.4%から0.9ポイントの減少、前期の10.9%からは2.6ポイントの上昇。
 
 また、純損益は23億8000万元の赤字で、15億9000万元の赤字だった前年同時期から赤字額が49.0%拡大。前期の27億元からは12.0%の赤字減となっている。大きな損失の一因となっている研究開発費用は15億元で、前年同期比18.5%増だった。主に研究開発人員の増加による人件費の上昇、今後発売予定の新車開発費用の増加が原因だ。
 
 7〜9月期の自動車納車台数は2万9570台で、前年同時期の2万5666台から15%増加したが、22年1〜3月期の3万4561台、4〜6月期の3万4422台に比べると約14%少ない。7〜9月期の納車分のうち、フラッグシップセダンP7は1万6776台、ファミリーセダンP5は8703台だった。

 22年10〜12月の業績について同社は、納車台数が前年同期比約50%減の2万〜2万1000台に、売上高も同約40%減の48億〜51億元に留まる見込みだとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)