ラベル印刷設備メーカーの浙江イ(火+韋)岡科技(001256/深セン)が12月5日、深セン証券取引所のメインボードに新規上場した。公開価格13.64元に対し、初値は20.01%高い16.37元だった。取引開始後さらに値上がりし、終値は値幅制限いっぱいとなる同43.99%高の19.64元だった。

 同社は07年に平陽呉泰機械有限公司として設立した民営企業で、18年に株式会社化、21年に現社名となった。ラベル印刷設備の研究開発、生産、販売を主業務としており、間欠式PS版ラベル印刷機、ユニット式フレキソ印刷機、ダイカットマシンなどが主な製品。日用化学品、ワインや蒸留酒などの種類、食品・飲料、薬品、家電製品、偽造防止、チケット、電子製品などのラベル印刷に応用されている。中国国内の印刷企業1000社あまりを顧客に持つほか、アジア、欧州、南米などでも販売されている。22年1〜6月期の売上構成は、間欠式PS版ラベル印刷機が約70%、ユニット式フレキソ印刷機が約20%となっている。
 
 21年12月期の売上高は4億5147万元(前期比18.79%増)、純利益は9619万元(同6.67%減)。22年1〜9月期の売上高は3億1317万元(前年同期比1.08%減)、純利益は6367万元(同3.82%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の4億3067万元(約84億円)は、約72%の3億860万元を年産180台の輪転機およびその他スマート印刷設備生産能力建設プロジェクトに、約13%の5503万元を研究院増築プロジェクトに、約16%の6703万元を営業・サービスネットワーク構築プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)