23日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比16.52ポイント(0.55%)高の3004.88ポイントと8日続伸した。節目の3000ポイントを回復。昨年12月4日以来、約2カ月半ぶりの高値水準を切り上げている。
 前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の政策動向が引き続き支援材料だ。当局は相場支援スタンスを強めているほか、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕3月5日が視野に入ってきたことで、追加の経済対策に対する期待感も高まっている。ただ、上値は限定的。売り圧力が意識される中、指数は安く推移する場面もあった。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、不動産が高い。華遠地産(600743/SH)が4.1%、京能置業(600791/SH)が2.9%、華麗家族(600503/SH)が2.3%、金地集団(600383/SH)が1.9%ずつ上昇した。住宅価格の持ち直しが期待される。主要70都市の1月新築住宅相場に関しては、値下がりした都市数が62→56に減少。下落都市が減少するのは、2023年3月以来だ。
 自動車株も上げが目立つ。金杯汽車(600609/SH)が5.0%高、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が4.7%高、長城汽車(601633/SH)が1.7%高で取引を終えた。
 銀行株もしっかり。中国農業銀行(601288/SH)と交通銀行(601328/SH)がそろって1.4%高、中国工商銀行(601398/SH)が1.1%高で引けた。農業銀行は上場来高値を更新している。公益株、ハイテク株、医薬株、素材株、軍事関連株なども買われた。
 半面、石油・石炭のエネルギー株はさえない。中国神華能源(601088/SH)が2.4%、中国中煤能源(601898/SH)が1.7%、中国石油天然気(601857/SH)が1.5%、中国石油化工(600028/SH)が0.8%ずつ下落する。前日の相場では、中国神華能源などが最高値を更新していた。酒造・食品株、証券株、運輸株の一角も売られている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.89ポイント(1.53%)高の257.70ポイント、深センB株指数が9.44ポイント(0.90%)高の1059.48ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)