3日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比5.66ポイント(0.18%)安の3069.30ポイントと続落した。
 米長期金利の上昇が嫌気される流れ。米利下げの先送り観測を受け、昨夜の米債券市場では、米10年債利回りの上昇が続き、今年の最高水準で推移した。米中の金利差が拡大した場合、人民元安を助長する恐れもあると警戒されている。また、本土市場は4〜5日が清明節で休場となることもあり、買い手控え要因として意識された。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、ハイテク関連の下げが目立つ。スマートシティ関連の雲賽智聯(600602/SH)が5.1%安、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が4.3%安、薄膜コンデンサー中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が3.9%安、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が3.1%安、フィンテック大手の恒生電子(600570/SH)が3.0%安で取引を終えた。
 自動車株も安い。東風汽車(600006/SH)が3.7%、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が3.3%、北汽福田汽車(600166/SH)が2.5%、金杯汽車(600609/SH)が1.9%ずつ下落した。
 不動産株もさえない。信達地産(600657/SH)が2.7%安、華麗家族(600503/SH)が2.6%安、金地集団(600383/SH)が2.4%安、華遠地産(600743/SH)が2.3%安と値を下げた。医薬株、公益株、金融株、軍事関連株なども売られている。
 半面、エネルギー株はしっかり。中海油田服務(601808/SH)が3.7%高、中国中煤能源(601898/SH)が3.6%高、中国石油天然気(601857/SH)が2.2%高、陝西煤業(601225/SH)が1.9%高で引けた。
 非鉄・産金株も高い。江西銅業(600362/SH)が5.3%、洛陽モリブデン(603993/SH)が4.8%、中国アルミ(601600/SH)が3.6%、紫金鉱業集団(601899/SH)が3.3%、山東黄金(600547/SH)が2.3%ずつ上昇した。海運株、食品飲料株の一角も買われている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.79ポイント(0.31%)高の257.10ポイント、深センB株指数が1.40ポイント(0.13%)高の1096.62ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)