少子化の要因の一つとして、未婚化・晩婚化の進展が叫ばれるようになって久しい。国立社会保障・人口問題研究所の「第14回出生動向基本調査」によれば、将来的には結婚を希望しつつも結婚していない理由としては、25から34歳では男女とも「適当な相手にめぐりあわない」が最上位に挙げられているものの、「自由さ・気楽さを失いたくない」、「必要性を感じない」といった結婚に対して後ろ向きの理由を挙げる割合も高くなっている。
 
 中国では日本ほど深刻ではない状態だが、それでも都市部へ行けば行くほど独身貴族が多くなっているようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本は独身貴族を優遇する国だ」という記事を掲載し、日本がどのくらい独身者にとって生活しやすい国かを紹介している。
 
 記事はまず、日本の20から24歳の独身率が94.2%になることを紹介するとともに、日本人の半数あまりが「結婚しなくても幸せを手に入れられると考えている」という調査結果について紹介した。では、日本は独身者にとってどれほど暮らしやすい国なのだろうか。
 
 記事は「独身者のためのレストラン」があることを紹介し、他人の視線が気にならない設計の焼肉テーブルやお一人様専用のメニューを写真と共に紹介したほか、「一人カラオケ専門店」があることを紹介。豪華な椅子がセットされた個室の写真と共に紹介した。
 
 ほかにも、「人型の抱き枕」や「タブレットや携帯電話に対応し、寝転がって映画が見られるダンボール製の箱(映画館)」さらに、「一人限定の旅行プラン」などを紹介し、日本では独身者でも多様なライフスタイルを楽しめるような様々なサービスや商品が開発され、提供されていることを紹介した。
 
 多くの先進国の間で少子高齢化が叫ばれているなか、中国もいよいよ少子高齢化が現実のものとなりつつある。一人っ子政策も廃止され、中国政府も対策に動き出しているようだが、中国における晩婚化は都市部を中心に進行しており、いずれ日本のようなお一人様サービスが生まれるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)