2016年のトヨタグループの世界市場における販売台数は1017万台となり、ドイツのフォルクスワーゲングループに抜かれて世界第2位となった。しかし、それまで4年連続で世界一の維持してきたトヨタグループが17年の販売台数で再び世界一に返り咲くことに対して期待が高まっている。
 
 中国自動車市場ではトヨタを含めた日系車は好調な販売を維持しているが、その一方では「日系車の燃費が良いのは手抜きしていて、車体が軽いため」などといった根拠のないデマも存在する。
 
 中国メディアの今日頭条は20日、中国市場では日系車はいつも「風当たりが強い」と伝える一方、トヨタ自動車が世界でどれだけ車を販売しているかを見れば、「トヨタをはじめとする日系車に対する中国人の認識がいかに間違っているかが良く分かる」と伝える記事を掲載した。
 
 記事は、英国で自動車のナンバーププレートの売買仲介を行っているRegtransfers社がまとめたデータを引用し、トヨタは2016年に世界49の国と地域で「販売台数1位」を獲得したことを紹介。
 
 中国国内では日系車に対して「安全性に劣る」あるいは「技術が他社に比べて古い」といった言論があることを伝える一方、もし日系車が「中国人が認識しているような車だったら、果たしてトヨタは世界でこれほど車を売ることができるだろうか」と疑問を投げかけた。
 
 中国では歴史問題があるゆえに、日本に対して複雑な感情を抱いている人は少なからず存在する。こうした感情が日系車に対する客観性を失わせている可能性があるものの、記事は「トヨタの販売台数こそ、日系車の質の高さを示す最良の証拠」であるとの見方を示している。(編集担当:村山健二)(イメーシ?写真提供:(C)bwylezich/123RF)