日本を訪れた中国人観光客はの多くは、自動販売機の多さに驚くという。その「驚き」にはこれまで、無人販売の進んだ技術や文化に対する感銘が少なからず含まれていたが、最近は少々違ってきているかもしれない。
 
 中国メディア・今日頭条は23日、日本に自動販売機が多い理由について考察する記事を掲載した。記事は、日本の至るところに飲料をメインとする各種の自動販売機が設置されていると紹介したうえで、少子高齢化に伴う労働コストの上昇、狭い土地の有効活用、日本の自動化およびロボット製造レベルの高さが日本の自販機文化を支えていると解説した。
 
 一方で記事は「日本の自動販売機はほとんどコインしかサポートしておらず、キャッシュカードが使えないほか、『支付宝』のようなモバイル決済サービスもない」と指摘。かたや中国ではインターネット技術を存分に活用した自動化が進んでいるとし「われわれはすでに追い越しているように思える」と伝えた。
 
 さらに「われわれはすでに、少しずつ自動化をさらに前に進めようとしつつある。実に多くの産業がインターネットとリンクしている。インターネットは今や、われわれの生活に巨大な変化や進歩をもたらすようになっているのだ。今世紀、わが国はインターネットを通じて世界のトップを追い抜くだろう」と論じている。
 
 日本の自販機でもICカードやモバイル決済が使える機種が増えている。ただ、それでもなおコイン利用が絶大な支持を得ているのが現実だ。今後爆発的に普及させてきたツケが回って来る可能性も否めないが、記事が指摘するように、中国がある部分において日本を追い越していることは間違いないだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメーシ?写真提供:(C)tang90246/123RF)