夏の果物と言えば、多くの人がスイカを思い浮かべることだろう。中国で販売されている日本から輸入された食品や品物が非常に高額なことから、日本でもスイカやその他の商品の値段が高いことが話題になる。
 
 中国メディアの捜狐はこのほど、「日本の物価の真相」について紹介する記事を掲載し、日本と中国の物価の違いについて考察している。記事はまず、「北海道のスイカの競り市で、スイカが1玉50万円の値が付いたことがある」と紹介。しかも、「この値段は歴代3位で、過去に65万円の値段が付いたスイカもある」ことを紹介した。
 
 続けて、日本では贈答用のメロンやマンゴーの値段が非常に高く、こうした値段ばかりが一人歩きした結果、「日本の物価は非常に高いイメージがある」とする一方、日本には実は中国より値段が安いものも多くあるとし、多くの写真と共に紹介している。たとえば、フィリピン産バナナ1房(3−6本)が、92円から299円ほどで売られていることを紹介した。
 
 さらに記事は、スーパーで販売されているお弁当についても記述し、「1人分の食材を購入して料理を作る手間と費用を考えれば、スーパーのお弁当は非常に安い」と紹介。しかも、「日本では午後5時か6時には値下げして販売されている」ことを紹介した。
 
 最後に記事は、「これでも日本の物価は高いのか?」と問いかけ、「観光地や立地の良い場所の物価は高いが、一般にはそうではない」と主張し、日本人の所得水準から考えれば日本の物価は高くなく、むしろ中国の物価水準に比べれば安いと言えるとした。
 
 確かに果物の価格は日本の方が中国より高い。中国では多くの果物が栽培されていて非常に安く市場に出回るためだ。最近ではスイカやライチや桃などが安く販売されている。だが、不動産や車は所得に対して非常に高額であり、物価の伸びも日本を上回る中国のほうが物価水準は高いと言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)