日本の大学では現在前期末を迎え、これから長い夏休みに入ろうとしているところだ。お隣の中国では6月の入試が終わり、各大学から合格通知書を手にした新入生たちが、9月の入学に向けての準備を進めている。中国メディア・今日頭条は26日、中国の大学が発行する合格通知書の凝ったデザインに、日本のネットユーザーが驚きを示しているとする記事を掲載した。
 
 記事は、中国国内の大学でユニークな合格通知書を発行している学校をいくつか紹介。北京林業大学の合格通知は木などで精巧に作られたケースに入っており、そのデザインからは林業大学としての精神が示されているとした。続いて、中国を代表する名門大学・清華大学では、特徴のある薄紫の封筒に合格通知書とともに学長から贈られる本が同封されていると説明している。
 
 また、多くの学校がパソコンで通知書を印刷するなかで、陝西師範大学では書道の巨匠直筆の、心のこもった通知書が作られているという。一方で西北工業大学ではAR技術が駆使されており、特定のアプリケーションをダウンロードして通知書をスキャンすると各種情報が得られるバーチャルキャンパスが出現。上海大学も、2次元バーコードをスキャンするとキャンパスの全景を360度眺めることができるカードが同封されているとのことだ。
 
 記事はそのうえで、各大学のさまざまな合格通知書を見た日本のネットユーザーから「おもしろい。中国の学生は幸せだ」、「中国に留学したい」、「これに比べると日本の通知書は適当」、「われわれのは『お金をくれ』だけ」など、羨ましがるコメントが寄せられたと伝えている。
 
 中国の大学で単なる通知という枠を越えてゴージャスなデザインの通知書が作られることは、中国で大学に入ることの意味の大きさを物語っているという側面もある。それは、学歴を非常に重視してきた中国社会の象徴と言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)