中国メディア・今日頭条は29日、日本の家電ブランドはもはや中国の助けなしに再成長することは難しいとする評論記事を掲載した。記事の視点は、日本企業に対する中国の「侵略」ではなく、互いの長所を活かした新たな成長の道である。
 
 記事は「ますます多くの日本の家電ブランドが中国市場からフェードアウトしつつある。日系の家電は徐々に、日系の風格をもつ中国製品になってきているのだ」と説明。中国市場は依然として家電業界においても巨大な伸びしろを秘めているものの、インターネット時代に乗り遅れた日本企業はその威神力を失っているとした。
 
 日本の家電企業が衰退した背景について「中国企業の信条は『売れる製品こそいい製品だ』だが、日本企業の信条は『いい製品でなければ売れない』。これが日本の革新のリズムを遅くさせた。特に、現地市場への対応が遅れたのだ」と解説。そのうえで、スピード感がありインターネットの時代に適応した中国企業と組めば、ブランドが復活する可能性は極めて大きいと論じている。
 
 記事は「人びとに容易に誤解されやすい点」として、中国企業が日本のブランドを買収したとしても、ブランドの核になるものはそのまま残されると指摘。日本企業ならではの厳しいルールや品質基準も保たれるとした。そして最後に「日系家電企業の技術は健在だが、企業管理や市場戦略においてはすでに中国に負けている。日本家電の成長には、中国企業の助けがやはり必要かもしれない」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)