先日、京都市のバス1日乗車券が来年3月より500円から600円に値上げすることが伝えられた。その背景には外国人観光客の急増があり、京都が訪日外国人の間で極めて人気の高い観光地であることが改めて浮き彫りとなった。中国メディア・今日頭条は28日「京都は1つしかないが、日本には100以上の『小京都』があるらしい」とする記事を掲載した。
 
 記事は、京都が日本旅行で最も人気のある都市の1つであると紹介したうえで「いくら遊んでも飽きない京都のほかに、日本にはたくさんの『小京都』があることに気づくかもしれない。岐阜県の高山は『飛騨の小京都』、秋田県の角館は『みちのくの小京都』と呼ばれている。金沢も『小京都』と称される」とした。
 
 そして、日本では室町時代に各地の大名が京都の風貌に似せた城下町をこぞって作ったことから各地に「小京都」が生まれたとする歴史的背景を説明。「小京都」の認証を行う「全国京都会議」なる組織まで存在し、京都に近い景観、京都と歴史的なつながりがある、伝統産業や芸術を持っているという条件を1つ以上満たした45都市が「小京都」と認定されていることを伝えた。
 
 また、同組織の認証を受けていない都市を合わせると全国には100以上の「小京都」存在すると紹介。「これほど多くの小京都に、『パクリ』感を覚えるかもしれないが、それは違う。それぞれの『小京都』には、京都のような古式ゆかしい雰囲気とともに、独自の美しい景色も備わっているのだ」と解説している。
 
 それぞれ優れた景観と観光資源を持つ「小京都」に興味を持ち、実際に訪れる外国人観光客もこれからますます増えてくることだろう。京都は唐代の面影を残す場所として中国人観光客の間でも人気が高い。ご本尊の京都をメインに据え、各地の「小京都」を巡る旅にも興味を持つかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメーシ?写真提供:(C)coward_lion/123RF)