中国は国土が大きい分、地域間の格差は非常に大きい。上海や深センなど沿海部の都市は中国経済の発展による恩恵を最大限に受けることができる地域であるが、内陸には発展から取り残された農村も数多く存在する。
 
 日本でも都市部と地方の経済格差は存在するが、それは非常に小さいものだ。日本ならば地方の農村であっても基本的な生活インフラは整備されていて、基本的な生活のニーズは満たされる環境が存在すると言えよう。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本の「田園地帯における暮らし」を写真で紹介し、「中国と違って、日本の田舎は都会よりもむしろ豊かな暮らしができる」と伝えている。
 
 記事は、日本の田園生活はインフラも整っているため、都市部と遜色ない生活ができるとしたうえで、山に囲まれた美しい景色と、水も空気もきれいな自然のなかで、自分で栽培した新鮮な物を味わえるなど、ストレスの少ない生活を送ることができると紹介した。
 
 紹介されている写真を見てみると、茅葺き屋根の家が田園の中に並んでいて、日本人が見ても緑豊かな風景は引き寄せられるものがある。激しい暑さに見舞われる中国の都市部では、涼しい場所を求めて冷房の効いたショッピングモールや地下鉄の駅などに人びとが集まっているが、こうした写真を見たらきっと魅力的に感じるだろう。
 
 また日本の農家が自ら育て、販売している野菜は安全で安心できると紹介している。確かに地方の朝市や直売所などでは新鮮な地元の農作物が安く購入できる。日本人が中国の農村部を訪れた場合、雄大でのどかな風景に感動を覚えるかもしれないが、中国人の目に映る日本の農村風景は、整っていて美しく、さらに中国では食の安全が脅かされていることもあって、安心して口にできる食べ物が安く手に入る日本の田園生活は憧れに映るのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)