永谷園は、中国における伝統的な日本食(和食)人気の高まりを受け、成長性の高い越境EC を活用すべく、インアゴーラが運営する『豌豆公主(ワンドウ)』における商品販売を2017年6月に開始した。
 
 「豌豆公主(ワンドウ)」では、インスタント商品を中心に、10種類(平成29 年8月9日現在)を出品し、和食を好むユーザーが購入している。口コミでは「健康的でおいしい」、「とてもおいしかったので友人とシェアした」などの高評価をされており中国でも和食のインスタント食品が受け入れられている。
 
 「豌豆公主(ワンドウ)」は中国ユーザー向けの日本商品特化型ショッピングアプリで約27500商品(2017年6年現在)を取り扱っており、日本企業は初期費用・固定費が無料で出店ができるため、「コクヨ」や「LOFT」、「ORBIS」、「森永製菓」、「SANRIO」、「ヴィレッジヴァンガード」、「TIGER」、「日清」など様々なブランドや企業が出店しており、「豌豆公主(ワンドウ)」出店後に中国での知名度が上昇した商品や企業などもある。
 
 また、商品を陳列して販売するだけではなく、企業ブランド・商品の詳細情報や、商品の使い方や利用シーンをまとめた動画・記事コンテンツを提供するなどユーザーに対して多角的にアプローチすることが可能なため手軽に商品の紹介がしやすいのも「豌豆公主(ワンドウ)」の魅力である。爆買いの象徴とされる化粧品だけではなく、「お風呂用洗剤」や「チョコレート菓子」、「グミ」、「お好みやき粉」などが人気商品ランキングに入っており、ぱっと見てみると、一瞬日本のネットショップのランキングとあまり大きな差がないようにも感じてしまう。今後、「豌豆公主(ワンドウ)」から化粧品以外の大ヒット商品が出てくるかもしれない。