ポン・ジュノ監督による韓国映画「パラサイト 半地下の家族」が米アカデミー賞の作品賞を受賞した。アカデミー賞は米映画界における最高峰の栄誉とされており、「パラサイト」はアジア映画として初めてアカデミー賞の作品賞を受賞した。

 中国メディアの新浪は15日、ポン・ジュノ監督の「パラサイト」は92回のアカデミー賞の歴史のなかで「英語以外の言葉の映画として初めて作品賞を受賞した」と伝え、まさに歴史にその名を刻んだ映画となったと指摘する一方、「世界的に有名な映画監督のなかに日本のアニメや漫画のファンが多いのは偶然なのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、ポン・ジュノ監督は日本のサブカルチャーに明るく、漫画家の浦沢直樹氏のファンであることを公言していたと紹介。また、ジェームス・キャメロン氏が日本の漫画「銃夢」に惚れ込み、映画化したことは有名だと紹介した。ジェームス・キャメロン監督は映画「ターミネーター」や「タイタニック」など、大ヒット映画を数多く手がけた世界的な巨匠だ。

 また記事は、映画マトリックスの監督を務めたウォシャウスキー姉妹は共に日本のアニメや漫画の大ファンとして知られていると指摘し、特に漫画「攻殻機動隊」は大きな影響を及ぼした作品として有名だと論じた。

 反日感情が根強く存在する中国でも、日本のアニメや漫画のファンは若者を中心に数多く存在し、アニメや漫画がきっかけで日本語を勉強するようになったり、日本に親近感を抱いたりするようになった人は多い。日本に取ってアニメや漫画などのサブカルチャーは非常に影響力の大きいソフトパワーだと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)