中国人にとって、日本は近いようで遠い国に感じられるという。似た文化や習慣がある一方で、まったく違う文化や考え方も数多くあるためだ。中国メディアの百家号はこのほど、「日本とは一体どのような国なのか」を中国人に向けて紹介する記事を掲載した。

 まず記事は、中国人の目に映る日本人は「ワーカホリック」だと伝え、日本人は勤勉だと考えられているが、その評価はまったく間違っていないと強調。そして、日本人が勤勉なのは「責任感」と大きな関係があり、「技術や品質に関わる部分は妥協がなく、日夜関わらず改善に専念する」と伝える一方、中国人からすると日本人の仕事に対する取り組み方は度が過ぎると感じられると指摘した。

 また、日本の日常には「タイムマシンに乗って時代を遡ったかのような光景が混じっている」と紹介した。日常生活には新しい技術がどんどん浸透する一方で、街には歴史ある建物や街並みが保存されており、スマートフォンが普及して電子化が進む一方で「FAXやコピー機、公衆電話や郵便ポストなど、一世代以上も昔の産物が今なお使われている」からだとした。

 他にも記事は「日本は公平な社会が存在するように見えて、意外と公平ではない」と指摘し、不公平の象徴として「年功序列や女性差別」を挙げた。さらに日本人は何事も「規則」や「ルール」に則って行うと伝える一方、「明文化されていない規則も多いため、外国人の立場からすると非常に分かりにくくて難しい」と論じた。

 規則やルールは守らなければならないものと考える日本人に対して、中国人は規則やルールの「抜け穴」を探そうとする気質がある。また、中国人は日本人と比べ「自分の意見をはっきりと主張し、大らかで細かいことにこだわらない傾向がある。記事が挙げた日本の特徴は、裏を返せば中国人が日本を見て感じた「中国との相違点」とも言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)