米国の同盟国として、米国から多くの武器供与を受けている日本と韓国。日韓の軍事力を比較し、どちらが上かという話題は中国のネット上でたびたび議論となっている。中国メディアの騰訊はこのほど、「日本と韓国の軍事力を冷静に分析してみると、日本のほうが上だ」とする記事を掲載した。

 記事はまず、空軍力について比較。韓国の主力戦闘機であるF15Kは日本のF15Jよりも装備などが新しいという強みがあるものの、「規模で日本に及ばない」という。たとえば、韓国のF15Kは約60機だが、日本はF15Jを約200機も保有していると指摘した。また、韓国のF16は約170機あるものの、F16をベースに開発された日本のF2Aは62機であり、合計すると日本のほうが第4世代戦闘機を数多く保有していると指摘。さらに、日本は国産早期警戒機を保有しているほか、中大型の国産輸送機も数多く配備しているが、韓国はこれらの面で全く及ばないと指摘した。

 続いて記事は、海軍力についても比較。護衛艦の数で日本は韓国を大きく上回り、日本はイージス艦を7隻保有しているのに対し、韓国はわずか3隻であるほか、その他の護衛艦の装備でもレーダーなどで日本の方が優れていると指摘した。

 また、日本はヘリコプター搭載護衛艦を4隻保有しているが、このうち「いずも型」を空母化することで、米国の最新鋭戦闘機であるF35Bを運用できるようになると紹介。一方の韓国の独島級揚陸艦はヘリ空母としても日本に劣るだけでなく、空母化の計画はあってもまだ実行されていないと伝えた。ほかにも、日本は「極超音速ミサイル」の開発計画があり、早ければ2026年にも極超音速ミサイルが配備されるのではないかという観測があると主張する一方、韓国には現時点で極超音速ミサイルを開発できるだけの技術はないと主張し、総合的に考えると日本の軍事力は韓国に勝ると結論付けた。

 実際、世界の軍事力ランキングでも日本は韓国より上となっている。また、P−1哨戒機やC−2輸送機は国産であることからもわかるように、日本には独自の開発能力もあるが、米国の同盟国同士である日韓が軍事衝突する可能性はほぼ皆無であり、日韓の軍事力を比較する意味はあまりないのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)