中国のポータルサイト・百度に20日、江蘇省南京市の大学内で、学生が旭日旗を日本国旗と間違えて掲げ、学校側が釈明する事態になったとする記事が掲載された。

 記事は、同市の南京師範大学のキャンパス内で先日行われたイベントで、ある学生が旭日旗を掲げたと紹介。「旭日旗は日本の軍国主義の象徴であり、デザインや意味のいずれにおいても日本の国旗とは大きく異なるものだ」と伝えた。

 そして、この件について同大学が声明を発表し「校内で行われた学生国際文化展示活動で、日本のブースを担当した学生が、ネット上で日本に関する画像を集めた上で、旭日旗を日本の国旗と思い込んで印刷し、掲示した」と釈明するとともに、この学生に対してけん責、指導を行ったことを明らかにしたとしている。

 その上で、中国のネットユーザーから「これは本当に南京で起きてはいけないアクシデント」、「ましてや師範大学で起こってはならない」、「師範大学に入るような大学生なら、そんなことぐらいちゃんと理解しているはずではないのか」など、批判や疑問の声が続々と寄せられたことを紹介した。

 記事は「旭日旗を知らなかったというのはまだ理解できるが、どうして大学生が日本の国旗を知らないのか、ということが一番の問題」と指摘。学生時代には過ちや迷いがあるものだとする一方で、「それでもこの件については多くの人が納得できないことだろう」と評し、学生に対して「この分野の知識を学ぶべきだ」と忠告している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)