韓国の防衛事業推進委員会は2021年2月22日、軽空母事業推進基本戦略を議決した。2兆300億ウォン(約1930億円)の予算を投じて軽空母を建造するという。中国メディアの騰訊はこのほど、韓国の軽空母建造計画について紹介する記事を掲載した。

 記事は、韓国初となる軽空母では米国のF35Bを艦載機とする予定で、2022年に設計に着手し、2026年に建造、2033年までに就役させる計画だと紹介。長さ約250メートル、幅約40メートル、満載排水量4万トンで、その外観は韓国メディアの表現によると米国、英国、イタリアなどの空母を混ぜ合わせたようなデザインになると伝えた。

 続けて、韓国が軽空母の保有を目指す理由について、韓国が軽空母を保有するようになると、「東アジアの軍事バランスに影響を与えることになる」と分析。国際社会に一定の影響力を与えることを強く望んでいる韓国にとって、軽空母はその願望を実現する「切り札」になるとしている。

 また、韓国はすでに仏海軍のミストラル級強襲揚陸艦と同クラスの強襲揚陸艦を保有しているが、「これでは韓国の野望を満たすことはできない」からだと分析。国防に関しては米国との協力が不可欠な韓国だが、軽空母によって国防をめぐる局面を大きく変えることができると論じた。

 このほか記事は、「日本との軍拡競争」の目的もあると指摘。日本はいずも型護衛艦を改造してF35Bを搭載する計画であるため、韓国にとって日本に遅れを取るのは大きな脅威になるからではないかと説明している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)