世界第2位の経済大国となった中国は、科学技術の分野でも急速に進歩している。中国メディアの騰訊はこのほど、「日中韓の科学技術力」について韓国の専門家による評価を紹介する記事を掲載した。その評価は「中国人としては不満」だという。

 記事は、韓国の一部専門家は、日中韓の科学技術力について100点満点のうち「日本が87.3ポイント、韓国が80.1ポイント、中国が80.0ポイント」だと評価していると紹介。どのような根拠でこのようなポイントになったかは説明されていないが、記事は、科学技術力がその国の総合的な実力を示しており、米国が世界トップであることには疑いの余地がないと認めた。そして、少なくとも2010年の時点では1位が米国、2位が日本、3位がドイツだったとしている。
 
 しかし、2020年には状況が大きく変化したと指摘。中国経済はすでに日本を超えたが、科学技術においても日本を上回ったと主張した。その証拠として中国は、計算速度で世界一のスーパーコンピューター「富岳」を超える量子コンピューター「九章」の開発に成功したことを挙げている。

 ほかにも、月探査機「嫦娥5号」が月のサンプルリターンに成功したこと、第3世代原子炉の開発に成功したこと、人口太陽の放電に成功したこと、さらには500メートル球面電波望遠鏡「天眼」を持っていることや、ファーウェイの5G技術など、日本を上回る技術が多くあると胸を張った。

 それで、中国の科学技術力が80.0ポイントという評価について、「この数字は中国の総合的な実力を示してはいない」と否定。日本や韓国より下ということはあり得ないと主張した。中国は米国にはまだ及ばないことは認めつつも、科学技術の分野で大きな自信を付けているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)