日本のイージス艦は、2021年3月に「まや型」の2番艦となる「はぐろ」が就役したことで8隻体制が整った。イージスアショアの代替としてさらに2隻のイージス艦を建造することも閣議決定しているが、こうした日本の動きを中国は警戒しているようだ。中国メディアの捜狐はこのほど、最新イージス艦「まや型」護衛艦について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、「まや型」護衛艦が戦後建造した護衛艦のなかで「火力が最強で、性能が最も優れた護衛艦であり、世界で最先端のイージス艦だ」と紹介した。排水量は前級の「あたご型」より約500トン増えており、共同交戦能力(CEC)も備えていることなど、その装備や作戦能力は「あたご型」を更にバージョンアップさせていると伝えている。

 続けて記事は、日本は米軍以外では世界で初めてイージス艦を導入した国だと紹介した。1990年代にはすでに「こんごう型」イージス艦が就役しており、合わせて4隻も建造したと指摘しており、これにより海上自衛隊の防空能力がいかに強くなったかを強調している。

 その後、21世紀に入ってから「あたご型」イージス艦を2隻建造したが、「こんごう型」より大型化して満載排水量が1万トンに達したと伝えた。しかし、「あたご型」は2隻しか建造しなかったため、本来8隻体制とするはずだったが2隻不足していたと指摘した。「まや」と「はぐろ」の就役でイージス艦8隻体制が整ったことになる。

 記事では、この「まや型」イージス艦に対して「決して侮ることはできない」と警戒感を示してはいるものの、中華イージスと呼ばれる「055型駆逐艦の敵ではない」と自信を見せた。中国は同型をすでに3隻就役させているほか、さらに5隻を建造中だ。前級の中華イージスも多く保有しており、これは日本にとっては大きな脅威となるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)