日本では近年、交通事故による死者数が減少しており、2020年は3000人を下回った。一方の中国では、毎年約6万人が交通事故で死亡していると言われる。中国メディアの快資訊はこのほど、日本で交通事故による死者数が少ない理由を分析する記事を掲載した。これには4つの理由があるとしている。

 記事が挙げた1つ目の理由が「日本人は誰もが信号をきちんと守る」ことだ。記事は、日本には信号無視する歩行者がほとんどいないと紹介しているが、この点で中国は「信号を守る歩行者がほとんどいないほど」だという。この歩行者の安全意識の違いが交通事故で亡くなる人の数に大きな差を生み出していると分析した。

 2つ目は日本では「歩行者優先を徹底していること」で、歩行優先義務に違反すると罰金及び減点の罰則があると指摘した。このため、歩行者の安全が確保されているという。3つ目は「飲酒運転を厳しく取り締まっていること」だ。酒酔い運転だと5年以下の懲役または100万円以下の罰金の罰則だと紹介し、このため飲酒運転をする人が少なくなったと分析している。

 4つ目として「自転車の交通ルールが厳しいから」だと指摘した。例えば、自転車でも無灯火での走行は法律違反となり、警察から注意を受け、何度も繰り返すと罰金を科されると紹介している。この点で中国では自転車の場合、無灯火だろうが二人乗りをしていようが全くお構いなしで、自転車の購入時にも通常はライトが装備されていない。

 最後に記事は、日本の交通ルールは非常に厳しいが、すべては人びとの安全のためであり、中国でもドライバーと歩行者双方が交通ルールを守るべきだと呼びかけて記事を結んだ。最近では中国でも交通マナーがずいぶんと改善されてきてはいるものの、さらなる努力が必要だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)