日本と韓国は歴史や領土問題などで摩擦が絶えず発生しているが、それは中国と韓国も同様だ。近年は韓国にTHAAD(終末高高度防衛ミサイル)が配備され、急激に冷え込み、それ以降は低迷が続いているが、中韓が蜜月関係にあった時期はほとんどないためか、中国では韓国に対する理解はあまり進んでいないという。

 中国メディアの網易は23日、「中国人は韓国を誤解している」と紹介する記事を掲載した。韓国を「アジアの強国」として正しく理解し、学べることは学ぼうと伝えている。

 記事はまず、多くの中国人は「韓国に対して心穏やかではいられない」と紹介している。韓国というと「小国」、「中国文化をパクっている」、「米国に頼って台頭した」、「青瓦台(大統領府)の呪い」など、ネガティブな連想をしがちだというが、実際の韓国はどうなのだろうか。

 まず、「小国」という印象について、「人口、国土面積、経済力、工業化、軍事力」のすべてにおいて小国とは言えないと主張している。とりわけ経済面の台頭は目覚ましく、教育や科学技術に力を入れて1960年代以降「貧しい国から奇跡的に復興した」点が中国とよく似ていて、見習うことがあると称賛した。全体的な国力に関しては、さすがに米中英仏ほどではないにしても、発展途上国や西洋の小国と比べれば「全然弱くも小さくもない」と指摘している。

 では、「文化面」はどうだろうか。記事は、韓国は文化の輸出に成功し、アジアだけでなく世界中で韓流ファンを獲得したおかげで「国のイメージアップ」につながったと評価している。大統領経験者が次々に不運に見舞われる「青瓦台の呪い」についても、「大統領が危険な仕事だというだけだ」と一蹴した。
  
 記事はこのように、韓国の「強さ」を改めて見直すように勧めている。中国は物理的には大きな国だが、本当の意味での大国になるには、他国から学ぶ姿勢が必要なのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)