従前より、HSK(漢語水平考試)が全6級から全9級に変更されるのではないか、との情報がネット上で飛び交ってきたが、HSKの責任者が「全9等級に変更される」と述べたと、人民日報海外版が報じた。

 HSK(漢語水平考試)とは、中国の教育部が認定する国際的な中国語の語学検定試験。日本でも、多くの中国語学習者が受験する権威ある試験だ。今回、中国の教育部により、新しい「国際中国語教育水平等級標準」という中国語教育の基準を定める正式な文書が発表されたことにより、この基準の策定委員長の劉英林氏(北京語言大学教授)とHSKの責任者である李佩沢氏がインタビューを受けた。

 このインタビュー記事では、中ほどでインタビュアーが「新たに導入される基準に合わせ、HSKはどのように変わるのでしょうか」と問いかけている。その質問に、HSKの責任者である李佩沢氏が「HSKは間もなく全9等級に変わります」と明言した。

 「これまでもHSKには一度大きな変更がなされてきた。1984年にはじまったHSKをHSK1.0とすると、その後6等級に変更されHSK2.0となり、今回の9等級への変更でHSK3.0へと生まれ変わる」とのことだ。つまり、これまでの1級から3級までを初級、4級から6級までを中級とし、さらに上級レベルである7〜9級が上乗せされる。より具体的に、上級レベルがどのようなものについては、特に述べられていなかった。

 この基準は2021年7月施行ということなので、2021年中には新しいHSKの概要が知らされる可能性が高い。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)