日本は明治維新以降、西洋化の道を進んだ。日本とは経緯は違うものの、韓国も西洋化が進んだ国だと言えるだろう。中国メディアの網易はこのほど、日本より西洋化が進んでいる国は「韓国」だと主張する記事を掲載した。

 記事はまず、日本はアジアのなかでもいち早く「脱亜入欧」の方針を取った国だと指摘、これまで100年以上の時間をかけて西洋から多くの文化を導入してきたため、その背景を考えれば「日本はアジアで最も徹底的な西洋化が実現しているはずの国だ」と主張した。ところが、制度や文化などで西洋化した部分があるとはいえ、日本は今なお多くの「伝統」を残していると指摘した。

 一方、基本的に朝鮮戦争後になってようやく西洋化を始めた韓国は、今では「かなり西洋化が進んでいる」と主張。これは宗教面からも明らかで、仏教国だったのがキリスト教国に変わってしまったとしている。実際、韓国のキリスト教徒の割合は約3割と言われており、仏教徒より多くなっているようだ。

 記事は、韓国が古代中国から導入した文化や、受けた影響を「捨てて」いることが気にくわないようだ。韓国はすでに「漢字」を捨てているほか、首都の名前をかつての「漢城」から、西洋風の「ソウル」に変更したことも中華文化への決別の例であると指摘した。

 記事は、韓国の西洋化はすなわち中華文化への決別でもあるとして批判的に伝えているが、実際のところ現代化に伴って中国では多くの伝統文化が失われていると言われているほか、中国人の食生活も欧米化が進み、生活習慣病が増えていると言われている。優れた伝統文化の多くを徹底的に捨ててしまったのは日本や韓国ではなく、むしろ中国のほうなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)