日本に留学している中国人は多い。2020年の外国人留学生数はおよそ28万人で、そのうち最も多いのが中国人で、12万人あまりを占めていた。しかし中国には、日本への留学を心配する親が多いそうで、中国メディアの百家号は4日、「中国人留学生が日本でいじめられることはないのか」と問いかける記事を掲載した。

 記事はまず、中国の親が子どもの日本留学を心配するのは、もっともなことだと理解を示している。中国人は基本的に反日で、日本を恨んでいるため自然と「日本人も同じように中国人を恨んでいるのではないか」という考え方になるそうだ。そのため、いじめや暴行などの危険性を危惧し、子どもの日本留学に反対する傾向があると伝えた。

 しかし、記事の中国人筆者は「心配は杞憂だ」と断定している。日本人は一般に、拍子抜けするほど「みんな優しく、外国人だと分かるとかえって目を掛けてくれる」と伝えた。中国人筆者自身も、日本留学中に現地の日本人にずいぶん助けられたと振り返っている。ある時などは、家を借りる時「必要なら保証人になってあげる」と名乗り出てくれた日本人もいたそうだ。中国では、身内には親切にするがそれ以外の人には冷たいという傾向があるので、こうした親切には驚くのだろう。

 また日本では、中国人だからといって悪い意味で特別視されることもあまりない。日本人にとっては中国人も「外国人」のくくりの一部でしかなく、中国人には意外なようだ。記事は、「日本の若者は政治に無関心だ」と伝えている。

 記事はさらに、「安全面」でも、日本は米国、オーストラリアなどよりずっと安全で「どこから見ても日本は掛け値なしで選ばれるべき国」と太鼓判を押した。もちろん、どこの国や地域でもいじめはあるものだが、日本では歴史問題を引き合いに出して「中国人だから」いじめられることはまずないだろう。その意味では、日本は中国人にとって暮らしやすい留学先になっているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)