中国では自動車について語る時、ドイツ車、日系車、中国車など、メーカーの国で区別することが多い。また、国によって自動車製造の「理念」に違いがあると感じているようだ。中国メディアの快資訊はこのほど、「各国メーカーの自動車作りにはどんな理念の違いがあるか」と題し、中国人の視点で分析する記事を掲載した。

 まず、ドイツ車は「Aが必要ならA+で作る」のが理念のように見えるとした。必要以上の性能や技術を加えるので、豪華になるがコストも高くなると指摘している。一方、「Aが必要ならA−で作る」のが日系車だと主張した。日系車はあくまで実用性重視で、必要なもの以外は「省く」のが特徴だと分析している。

 米国車の場合は「Aが必要ならXを作る」と分析した。理由は「Xの方がかっこいいから」で、米国人の作る車は夢を追いかけており、とにかくかっこいいものを作るのだと論じた。フランス車は「Aを読んでもSを書く」と分析した。Sは曲線美を表しており、ロマンチックなフランスは自動車でも芸術性を追求するのだと分析した。

 では、中国車はどうなのだろうか。記事は「Aが売れているようだからわれわれはA’、A’’、A ’’’を作る」のが中国車だと分析した。つまり「各社が人気車種をパクる」ということで、中国には自動車メーカーが多くあるものの、どこも似たり寄ったりの自動車を作っているとした。

 中国車の場合は少し残念な理念だが、記事は「これは自動車産業がまだ若いので仕方がない」と擁護した。そして、市場の成長と再編成に伴い、実力のあるメーカーが徐々に中国的な特色のある自動車を作るようになるはずだとの希望的観測で記事を結んだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)