中国人のたくましい生命力には、驚かされることがある。中国メディアの騰訊はこのほど、「日本在住の一部の中国人が日本の河川敷を荒らしている」と伝える記事を掲載した。

 記事はまず、日本には河川敷などの公共の土地に「一部の中国人が作った畑がたくさんあり、日本人を困らせている」と紹介した。こうした「ヤミ畑」は、千葉県など首都圏を中心に非常に多く、800以上もあるとも言われているそうだ。

 続けて、河川敷に野菜を作っているという人について、日本で働く子どもに呼び寄せられて日本に来たのは良いが、「やることがなくて、野菜を作り始めた中国人だ」と説明した。農機具を持ち込み、小屋まで作る大規模な畑もあるという。「空いた土地を見つけた瞬間、もったいない、畑にしよう、と考えるのは中国人の普通の考え方」と主張する一方、公共の土地に畑を作ることは日本では違法になるので止めるべきだと注意を促した。

 違法な場所に畑を作るのが、中国人に限られるわけではないだろうが、記事が指摘しているように中国では高齢の女性に多いようだ。記事に対するコメントを見ると、中国国内でも高齢者がマンションの花壇に勝手にネギを植える、国道の両側を誰かが畑にしている、会社の土地に勝手に畑を作るなど、同様の事例は多いようだ。このように勝手に畑を作る高齢者に対し、大抵の中国人は「勤勉だ」、「年寄りの暇つぶしだからいいじゃないか」とほほえましく見守っているというが、日本人とは感覚がまったく違うことが感じられる。

 中国では公共の場所やモノに対する感じ方が、日本人とはずいぶんと違うようだ。また、高齢者に優しいのも中国人の特徴だが、公共の場所を畑にするのは日本では違法行為であり、畑を作りたい人は貸農園などを利用した方が良いだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)