中国では日系車人気が続いており、中古車市場でも日系車はなかなか値崩れしない特徴がある。多くの中国人は日系車のエンジンやトランスミッションの質が高いことを評価しているが、自動車整備士の見方は少し違うようだ。

 中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、「トヨタ車を専門に10年以上修理してきたプロが語る、日系車の価値が下がらない理由」と題する動画を配信した。中古のレクサスを例に、日系車が値崩れしない理由を説明している。

 動画では中国の自動車整備士がレクサスの2006年式LS460を例に、日系車が値崩れしない理由を語っている。15年前の車種だが、動画では外観ではなく車内に注目している。配信者は、「日系車の素晴らしいところは電気回路にある」と断言した。車内のコントロールパネルにあるボタンはすべて正常で、ハンドル位置やシートベルト位置の自動調整、電動シートなどがすべて問題な動く様子を紹介している。当たり前のことと言えば当たり前だが、中国の中古車では電気回路が故障して動かないことがよくあるので、配信者は注目したのだろう。

 配信者によると、この06年式のLS460は現在25万元(約425万円)で販売されているが、同じ06年式のドイツの高級車は10万元(約170万円)まで安くなっているという。新車ではレクサスの方が若干安いというが、同じ年式でも中古になるとレクサスの方が高くなると指摘しており、これは電気系統の安定性と大きく関係していると分析した。

 これに対し、中国のネットユーザーからは「トヨタ車の品質が高いのは、部品をすべて系列会社で作るのでコストと品質が安定しているから」と指摘する意見があった。また、「あと10年経っても値崩れしていなさそう」という声もあって、中国の中古車市場での日系車人気は相当高いようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)