中国のポータルサイト・新浪に21日、「日本はなぜアジアで最も先進的な国と言われ、わが国はいまだ先進国になれないのか」とする記事が掲載された。
 
 記事は、先進国の大部分が欧米地域にあり、アジアにおける先進国は日本、韓国、シンガポールのみであると紹介。その中で日本は地域の中で最も発展した国であるとし、「日本のことは必ずしも好きになれないが、日本の全体的な発展ぶりが本当に中国より進んでいることを認めざるを得ない」と伝えた。
 
 その上で、先進国であるか否かを判断する基準は単に経済規模や経済効果だけではなく、経済の発展レベルの他に先進的な技術、生活水準の高さといった条件もあると指定。日本は国土面積が小さい一方で工業化に成功し、経済も高度に発展すると同時に、国民の貧富の差が世界的に見て小さく、社会福祉も良好であることから、日本はアジアで最も先進的な国だと言われるのだとしている。
 
 一方で、中国の社会状況はやや複雑であり、近年経済面では目覚ましい発展を遂げているものの、人口が非常に多いこともあり、社会保障などの面ではさらなる努力が必要だと指摘。また、経済発展も不均衡であり、西部の発展が明らかに東部より遅いほか、人と人との間の貧富の差も大きくなっているとした。さらに、世界における中国人に対する評価もまちまちであり、中国人を歓迎する国や人びとが確かに存在する一方で、「中国人はモラルが低い」といったネガティブな評価がなおも残っていると伝えた。
 
 記事は、中国の経済が大きく成長し、世界的な影響力も日増しに高まっているものの「実際の発展レベルは、先進国に比べるとまだまだ一定の差があるのだ」と結論づけている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)