中国では日本人の国民性について「勤勉」や「礼儀正しい」といったイメージが定着しているが、中国メディアの捜狐網は31日、「日本人の国民性から中国人が学べること」について分析する記事を掲載した。

 日本人と中国人の国民性には違っている部分が多い。そのため記事は「違っているからこそ学べることがある」として、日本の発展の原動力になった3つの国民性を紹介した。それは「武士道精神」と「勤勉さ」、「団結力」の3つだという。

 武士道精神については、礼儀正しく勇気があり、忠誠心があるが、負けず嫌いな一面もあり、根性があると指摘した。そのおかげで「災難に見舞われても下を向かず」、国を強くできたとした。「勤勉さ」は「団結力」と合わさり、日本の各産業の発展の基礎となったと主張。勤勉な人は他人から評価され、自尊心を持つことができるので、日本では各自が責任感を持ちまじめに仕事をすると説明した。
 
 では、中国人が学べる「日本人の良いところ」とは、どんなところだろうか。記事は、一番違うのは「中国人は個人だと力が発揮できるが、集団になると力が発揮できなくなること」だとし、逆に「日本人は集団の方が力を出せる」とした。確かに中国では自分たちの団結力の無さについて「中国人は1人だと龍のような力を持つが、集団になると互いに足を引っ張りあってしまい、虫けらになってしまう」と卑下する言葉があるほどだ。

 また、「政府が国民性を利用して、国を強くしている」ことも評価している。記事は、日本は資源が少なく災害が多い国だが、災難に見舞われるたびに、政府は日本人特有の団結力や勤勉さに働きかけて国民にやる気を起こさせ、「挫折を力に変えてきた」と称賛している。

 国の奨励で国民にやる気を起こさせる、というのはいかにも中国人らしい考え方だが、日本の国民性が戦後の発展に大いに寄与したのは間違いないだろう。記事は「違っているからこそ学ぶことがある」と指摘しつつ、日本人の団結力や勤勉さは中国人にとって学ぶに値すると強調した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)