近年、経済力を急速に高めた韓国は、軍事面でもこれまでにない発展を遂げている。中国メディアの百家号はこのほど、韓国が国産の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験に成功したことを伝える記事を掲載した。韓国の実験成功に「日本がとても憂慮している」と伝えた。
 
 記事は、韓国国防科学研究所が2021年9月1日に潜水艦「島山安昌浩艦(トサンアンチャンホ)」に搭載したSLBMを海中から発射する実験を行い、成功したと伝えた。この成功により、韓国は米国、ロシア、英国、フランス、インド、中国、北朝鮮に次いで事実上、世界8番目のSLBM保有国となったと伝えている。

 発射に使用した「島山安昌浩艦」について記事は、韓国が自主開発した3000トン級の潜水艦で、垂直発射機6台を搭載していると紹介、その性能は通常動力型潜水艦のなかでも決して弱い方ではないとしている。今回発射したミサイルは、玄武2Bを基にして改良した玄武4で、最大射程距離は約1000キロに達すると紹介した。海外メディアなどによると、2トンの弾頭を搭載でき、マッハ5以上の速度だとしている。

 記事は、韓国の軍事力の増強は米国が容認することで可能となっており、韓国の実力を考えると、この先さらに強力な弾道ミサイルを開発することも難しいことではないだろうと予測した。

 しかし、「これに危機感を覚えたのは日本だ」と指摘した。日本が完全に射程距離に含まれ、日韓とも米国の盟友ではあるものの、歴史問題ゆえに日韓は衝突する可能性が常にあるからだとしている。それで、米国は韓国のミサイル開発を支持することが盟友の危機を招くことになるとは思いもしなかったのだろうと論じた。記事は日本の危機感を伝えているが、どうやら中国は危機感を感じてはいないようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)