中国のポータルサイト・百度に19日、「どうして日本人は骨粗しょう症が少ないのか」とする記事が掲載された。
 
 記事は、研究によれば中国では加齢などによりカルシウムが不足して骨が脆くなる骨粗しょう症の患者が1億人にのぼり、毎年患者の数が急速に増えていると紹介。一方で日本では骨粗しょう症の患者が少ないとし、その理由について3つの要素を挙げて説明している。
 
 まず1つめは食習慣に関連した要素として、日本人が魚を多く食べることを挙げた。四方を海で囲まれた日本人がよく食べる魚介類には豊富なタンパク質とカルシウムが含まれており、カルシウムが十分に補給されることで骨の健康度を保つことができるとした。また、魚肉中に含まれるビタミンDなども、骨粗しょう症の予防に効果があると伝えている。
 
 次に挙げたのは、運動習慣だ。日本人は体を動かしたり鍛えたりすることを重視しており、小さい頃から運動の習慣を持つことで骨を含めた体が丈夫になり、抵抗力も高めることができると説明。さらに、運動は筋肉の強さ、量、柔軟性やバランス能力、運動能力の向上、維持にも繋がり、転倒して骨折するリスクや、転倒した際の損傷度を低減することができるとも解説した。
 
 そして3つめは、意識の違いを挙げている。日本人は自身の健康に対する意識が強く、定期的に健康診断を受ける人も多いと紹介。それゆえ、異常が見つかりやすく、早い時期に治療を開始することができると伝えた。
 
 記事はその上で、骨粗しょう症を防ぐためにできる日常的な習慣として日光浴に言及。日光に当たることでコレステロールの一種がカルシウムの吸収を促すビタミンDへと変化し、骨を丈夫にすることにつながる一方で、紫外線は人体に有害な側面も持っており、直射日光を避ける、日差しの強い時間帯は避けるといった工夫が必要だと紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)