中国では、運転手や料理人など何かしらの技術を持ち、それを仕事にしている人を「師傅」と呼ぶ習慣がある。これにはエアコンの取り付け業者も含まれるが、そんな「師傅」も日本のエアコン取り付け業者の仕事ぶりを見ると思わず「舌を巻いてしまう」ようだ。

 中国の動画サイト360影視はこのほど、日本の業者によるエアコン取り付けの様子について紹介する動画を配信した。これを見ると「余分に200元(約3400円)支払ってもこのような業者にお願いする価値がある」と感じるそうだ。

 動画は日本で撮影されたもので、一般の住宅にエアコンを設置する様子を紹介している。室内では、毛布を敷いたうえで室内機を取り付けており、壁に穴をあける際はビニールシートをつけてごみが散乱しないように配慮している様子が分かる。また、配管と配線にはカバーを取り付けており、外観を美しくしている。

 外観に気を配るのは室外の配管も同様で、壁沿いに配管化粧カバーを取り付けているが、窓枠の位置に合わせてコーナーを使って角度を変えており、全体的に非常に丁寧に作業をしていることがよく分かる。

 この点で中国のエアコン取り付け業者は、「仕事が雑」な場合が多いと言えるだろう。室内機から出る水のことを考えて配管側をやや低く設置するのが一般的だが、そのような配慮をしないことも少なくない。

 また、壁にあけた配管を通す穴にパテを埋めることもなく、隙間から外が見える状況でこれでは雨水が入ってしまうが、気にしない業者が多いようだ。そんな現状からすると、日本のエアコン取り付け業者は本当の意味で「師傅」と言え、中国人が「余分にお金を払ってでもこのような業者にお願いしたいと思う」のは自然なことだと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)