日本は地震の多い国だが、地震による建物の倒壊はさほど多くはない。中国人からすると、木造住宅が多いのになぜ倒壊しないのか不思議に感じるようだ。中国メディアの百家号は18日、日本の住宅は地震が来ても恐くないと紹介する記事を掲載した。地震に強いのには理由があると伝えている。

 記事はまず、多くの中国人のイメージどおり、日本は地震の多い国で、地震は「日常茶飯事」だと紹介した。中国にも地震はあるが、地域によってほとんど発生しない場所もある。その点、日本では小さな地震は毎日のようにどこかで発生しており、全国どこでも地震が発生するというのは中国との違いだろう。

 ではなぜ日本の住宅は地震に強いのだろうか。記事は、中国人がよく知っている「地震に強い家」というのは、質の高い材料を使うなどして「地震が来てもダメージが少なく、修理しやすい建物」のことだが、それは「耐震」と言って地震対策の1つに過ぎないと紹介。日本の住宅は主に「耐震」、「制震」、「免震」の3つの構造で地震に備えていることを強調した。

 「制震」とは揺れを吸収する構造、「免震」とは揺れを伝えないという工法だ。それぞれに、繰り返しの揺れに強い、家具が倒れないので二次被害が少ないという良さがあるが、記事は「免震構造は基本的に揺れを感じなくなる」とし、この技術は本当にすごいものだと論じた。

 地震に強い住宅が研究され、技術が進歩を続けているというのは、地震大国ならではの強みだろう。中国の都市部は住宅でもオフィスビルでも高層の建物が多く、深セン市では地震でもないのに超高層ビルが大揺れし、大騒ぎになるということまであった。中国でも建物の安全性への意識は高まっているはずで、成熟した日本の技術が求められるようになるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)