世界最大の自動車市場・中国では、日系車とドイツ車が圧倒的な人気となっているが、中国メディアの威帥車市は24日、「日系車のエンジンは、何十キロ走ってもびくともしない」と紹介する記事を掲載した。エンジンが壊れにくい日系車は、ドイツ車よりも優れているのか分析している。

 記事はまず、日系車とドイツ車はそれぞれに違った良さがあり、中国で人気を二分していると紹介した。日系車が好きな人は、高い性能、乗り心地、運転のしやすさ、燃費、コストパフォーマンスの高さなどを気に入っていて、ドイツ車好きは、クールな外観、先端技術を使ったエンジン、馬力、運転が楽しくなる操縦性などを高く評価しているとした。

 どちらが良いとは一概に言えないが、中国では「日系車は何十万キロ走っても壊れない」と言われており、これは日系車好きの人にも、ドイツ車びいきの人も認められているそうだ。しかしだからと言って、単純に日系車の方が優れているというわけではないとして、その理由を説明している。

 記事の説明によると、エンジンにおいては日系車・ドイツ車ともにそれぞれ違った強みがあるそうだ。ドイツ車のエンジンは「新しい技術」を積極的に採用し、使いながら調整していくとした。このため、技術力ではドイツが勝っているが最新技術であるためどうしても故障が出やすいとしている。この点、日系車のエンジンは成熟した技術を使用して冒険はしないので、故障が少なく「耐久性がある」と分析した。

 記事は結論として、日系車は排気量も小さめで燃費の良さを追求しており、家庭用に経済性・実用性を重視しているのに対し、ドイツ車は運転が楽しくなるような車を作っているので、「特徴が違うだけでどちらも良い」と結論している。だからこそ、どちらも中国市場で大きなシェアを獲得し、消費者の好みにより市場がすみ分けられているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)