中国メディア・環球網は28日、日本の街で昆虫食を扱う自動販売機を多く見かけるようになったとし、日本で昆虫食が注目を集めているとする記事を掲載した。
 
 記事は、現在日本の多くの街で「特殊な自動販売機」を見かけるようになったと紹介。それは通常の食品を扱う販売機ではなく、コオロギ、バッタ、セミ、ナナフシなどの昆虫やクモを原材料とした食品の販売機なのだと伝えた。
 
 そして、販売機に陳列されている昆虫食品の加工方法は虫の種類によって様々で、大きな虫の場合は塩漬けにし、小さな虫の場合は乾燥させてから油で揚げるほか、コオロギやバッタなどは粉末にして食品に練り込む手法も用いられると説明。中国でも知名度が高い日本の無印良品も昨年、コオロギの粉末を生地に練り込んだ「コオロギせんべい」を発売したと紹介している。
 
 また、東京にある昆虫食を提供するレストランでは、スープや麺、調味料とあらゆる材料にコオロギを使用したコオロギラーメンのほか、カイコガの幼虫が出す糞を煮出した茶を用いた「蚕沙タピオカミルクティー」などが提供され、人気を博していると伝えた。
 
 記事は、近年日本で昆虫食品やその自動販売機がブームになっている背景には、昆虫が低脂肪高タンパクで、アミノ酸やミネラル、食物繊維を豊富に含んでいる健康食品であり、飼育する上でのコストや環境に与える負荷が少ないことがあると紹介。日本国内では食用の昆虫を飼育、加工する企業が続々と出現しており、若い世代を中心に昆虫食を受け入れる人が増えているとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)