日本国外に居住する日本人子女が、日本国内の小・中学校と同等の教育を受けられるようするため、世界各地に日本人学校がある。なかでも上海には最大規模の日本人学校が存在するが、中国人からすると「不気味な存在」と映るのだという。中国メディアの百家号はこのほど、上海日本人学校について紹介する記事を掲載しつつ、「なぜ中国人学生を受け入れないのか」と主張した。

 記事の中国人筆者はまず、上海日本人学校は通常のインターナショナルスクールと違って日本人の子女しか受け入れておらず、中国人の子女は入学できないと伝えた。しかも、校長や教師から警備員まですべて日本人で、中に入って見学したいと思ったら身分証の提示を求められ、中国人に対しては様々な理由をつけて見学を断られると主張した。

 また、上海日本人学校は寄宿ではなく、放課後になると一斉に自宅へ帰るが、その様子はまるで「訓練された軍隊のよう」だと形容した。そして、子どもたちが帰ると学校が再び固く閉ざされる様子には、「困惑させられる」という。緊張した薄気味悪い雰囲気が伝わってくるので、中国人ネットユーザーのなかには「学校の内部で一体何を教えているのか」と疑心暗鬼になる中国人もいるという。

 特に、歴史について日本人学校でどのように教えているのかに関心があるようで、「もし、中国人の土地で虚偽の歴史を教えていたとしたら、とても黙ってはいられない」と主張した。非常に厳格な管理をしている様子からすると、「スパイの訓練でもしているのではないか」と想像するネットユーザーもいるほどで、こうした疑惑に何ら証拠はないとはいえ、「あまりに秘密めいた厳格な管理方式からすると、このような疑念を持つのも当然だ」と理解を示している。

 記事の中国人筆者は、日本人学校のこうした運営について、「日本人の国民性を守るため」との識者の見解を紹介しているが、疑念は払しょくできていないようで、日本に対する強い不信感を持っているようだった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)