日本には京都を中心に、中国・唐時代の様式を受け継いだ建築物が多数残っている。中国国内ではほとんど残っていない唐風の建築物を一目見るため、多くの中国人観光客が訪れていたほどだ。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、西洋人が京都を散策した動画を配信した。京都の建築物は中国の建築物とどこがどのように違うのだろうか。

 動画は、西洋人の男女が本願寺や京都御所など京都の有名な観光地を回るというもので、「すごくかっこいい!」と感嘆しながら散策する内容となっている。どこに行っても広々としていて、撮影されたのはコロナ前だが人が多すぎることはなく、静かで、街もきれいな様子が見て取れる。

 配信者は京都の建物と中国の建物の違いについては何も言及しておらず、中国の視聴者自身の判断にゆだねていたためか、コメント欄にはいろいろな意見が寄せられていた。京都の歴史的建造物は「中国の昔の宮殿のようだ」、「タイムスリップしたような感じがする」と非常に高評価で、中国人に懐かしさを感じさせていることが分かる。

 また、「京都の歴史的建造物の多くが唐・宋時代の見た目で、中国は99%が明・清時代」との比較や、壮大さが「宮殿と別荘」くらい違うとの指摘、華やかさが違うと言う人もいた。懐かしさもあるが、中国に残る歴史的建造物とは規模や豪華さが違うと感じているようだ。しかし多くの中国人はこの違いを好意的に捉えているようで、日本人の仕事は「とても細かい」、「ずっと修繕を続けてきたのだろうか」、「シンプルなのに美しい!」など称賛のコメントが目立っていた。

 さらに建物とは関係ないが、「日本の観光地は静かできれいに整っていて、商売っ気がなくて良い」との反応も多かった。中国の観光地はどこも入場料が非常に高く、観光地の中も外も食べ物や土産物、各種サービスで儲けようとする人であふれ、にぎやかなものだ。アフターコロナになれば、京都にもまた外国人の姿が戻ってくることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)