なにかと「世界一」にこだわる中国は、日本が世界一の強国となれるかどうかに強い関心があるようだ。中国メディアの快資訊はこのほど、少子高齢化で人口の減少している日本が米国のように「移民」によって世界一の強国となれるかどうかについて考察する記事を掲載した。

 日本が世界一の強国を目指している、と思っている日本人は少ないと思われるが、中国人にとっては「実力のある国が世界一の強国を目指す」のは当然なのだろう。では、世界一の強国を目指せるだけの実力を持つはずの日本は、世界一の強国になることができるのだろうか。

 記事は、「結論から言えば、日本はこれまでと同様、今後も世界一の強国になることはできない」と主張し、それには明確な理由があると主張した。

 続けて、その理由は、世界強国になるのに最も重要なのは科学技術だが、日本は人口が減少しており、「優れた科学者の数」も自然と少なくなっているためだと説明した。では外国人に頼れば良いかと言えばそういう問題でもなく、多くの外国人は豊かになりたくて日本に来るので、彼らに国の科学技術の未来を託せるとは思えないとした。

 もう1つの理由は政治的な理由で、戦後米国の言いなりになってきた日本が世界強国になることを、米国が許すはずはないと主張している。記事の中国人筆者としては、中国のライバルになり得る国は徹底して排除したいのだろう。しかし日本人のなかで「世界一の強国」になることに興味のある日本人はあまりいないのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)