すでに2隻の空母を就役させ、3隻目も急ピッチで建造している中国は、日本のいずも型護衛艦の改修工事のことが気になって仕方がないようだ。中国メディアの網易はこのほど、いずも型護衛艦を空母として運用できるよう改修しても、その戦力には限りがあると主張する記事を掲載した。

 記事は、いずも型護衛艦「いずも」と「かが」について、日本政府は最新鋭のステルス戦闘機「F35B」を発着できるように改修する計画であることを紹介した。そして、改修工事が終われば事実上の空母になると指摘し、これに刺激を受けた韓国も3万から4万トンクラスの軽空母を建造する計画だと伝えている。

 しかし、いずも型護衛艦の改修で搭載できるF35Bは12機程度に過ぎないと記事は指摘した。カタパルトを装備しているわけではないので、E2早期警戒機やEA18G電子戦機を運用することはできないほか、艦載機数も少ないのでその作戦能力には限りがあると分析している。

 記事は、いずも型護衛艦を空母としたところで、低レベルの危機にしか対応できないと主張。小型の空母の場合、数を増やすことで多くの場所に展開できるので費用対効果が高いなどの利点があるものの、大型の空母と比べるとその戦闘力はレベルが全く異なるとしている。

 いずも型護衛艦は3万トンにも満たないが、中国の空母は6万から7万トンクラスであるため、記事は、日本がいわゆる「軽空母」を持つようになったとしても、中国の相手ではないと言いたいようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)