韓国を代表する企業であるサムスン電子のスマートフォンは、特に韓国国内でのシェアが非常に高く、常に60%前後のシェアを保っていて、70%を超えたこともあるほどだ。多くの韓国人がサムスンのスマホを使っていると言えるが、中国メディアの百家号はこのほど、韓国人がいかにサムスンを支持しているかについて紹介する記事を掲載した。「自国の製品を支持できるかどうか」という点で、中国人は韓国人に負けていると主張している。

 記事は、2019年7月に日本政府が韓国に対して半導体関連素材3品目の輸出管理を強化したため、サムスンなどが材料不足に陥った際、先に行動を起こしたのは「韓国の民衆だった」と紹介した。日本製品の不買運動を始めると同時に、サムスンなどの韓国製品の売上が急増したという。

 そのうえで記事は、韓国にはこれまでも「自国ブランド支持」という伝統があると指摘した。韓国では外国製品を盲目的に買い求める人は見下される雰囲気があるとしている。サムスンがここまで成長できたのは、韓国民衆の大きな支持を得たことも一因と分析した。日本による輸出管理強化の際にも、サムスンは韓国国民の支持を強く感じることができたはずだとしている。

 一方、中国のファーウェイは米国から半導体の輸出規制を受けているが、「中国人からの支持はあまり見受けられない」と指摘した。むしろiPhone13が販売されると中国人消費者が長蛇の列を作って買い求めるほどで、「これは大きな風刺となっている」と批判的に伝えた。

 サムスンが韓国国民から支持される理由について記事は、サムスンが韓国のGDPに占める割合が非常に大きく、多くの就業機会や高収入の仕事を提供していることと関係があると分析している。それで、サムスンが強大な企業となっていることをただ羨むだけでなく、中国人も国産ブランドを積極的に支持すべきだと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)