秋の味覚というと、栗やさんまなど非常に多くの食材があるが、「マツタケ」も欠かせない。日本人ほどマツタケを愛する国民はいないだろう。中国メディアの快資訊は5日、「日本人はどれだけマツタケが好きなのか」を紹介する記事を掲載した。

 日本のマツタケの2大産地は、長野県と岩手県で、ほかにも広島県や山形県など各地で収穫されているようだ。マツタケは気候により生育が大きく変動するため、生産量も価格も毎年変動がある。とはいえ価格が高いこと変わりはなく、日本産の高級マツタケは「500グラムで5万円もする」と記事は伝えている。どんなに高額でも、秋の味覚を楽しみたいという日本人は多いのだろう。

 日本のマツタケ消費量は非常に多く、国内でも生産され2020年には全国で31.6トンが流通したが、全く需要に追いつかずほとんどを輸入に頼っている。主な輸入元は中国で、雲南省にマツタケの生育にぴったりな場所があるそうだ。マツタケの生育には、小雨程度の適切な降水量と寒暖差が必要で、雲南省はこの条件にちょうど当てはまっているようだ。

 記事は、2020年にはコロナ禍の関係で日本への輸出量が減少し、そのかわりに大都市を中心に中国国内の需要が伸びていると伝えた。記事では指摘していないが、2012年に中国で放送されたドキュメンタリー番組「舌尖上的中国」で、日本に輸出する雲南のマツタケが紹介されたことで、中国人もマツタケに注目するようになったと言われている。

 記事の中国人筆者は、日本人のマツタケへの愛を伝えているが、そのうち中国人にとってもマツタケが秋の味覚になっていくのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)